ANIMA FORMA SOLO EXHIBITION 「毛物(獣)at John」/ Nov. 2 - 10, 2024

展示概要

Johnでは、ANIMA FORMA(アニマ・フォルマ)による「毛物(獣)」展を開催します。ラテン語で「魂のカタチ」という意味をもつANIMA FORMAは、獣毛生地の生産過程で廃棄される端材に命を吹き込み、新たな毛物(獣)へと蘇生させるアートプロジェクトです。

本物の動物の毛皮を参考に、デザイナーの村松が創り出した架空の毛物(獣)たちは、全てウール生地を生産する過程で織物工場から出る端材からつくられています。
端材の元の生地は、コートやジャケットの服地やブランケットなどインテリア製品に用いられるもの。そのため生産する工場から出てくる端材のカラーや柄は季節やトレンドによって様々です。素材はウールがほとんどですが、中にはアルパカやカシミヤ、キャメルといった獣毛たちも含まれています。
偶然的に集まった生地の端材を組み合わせて、デザイナーの村松自身によって一点ずつ柄や配色を決めデザインしているので、作品はすべて一点物です。

本展では、鎌倉の自然に生息していそうな小動物をイメージした、小さなアートピース「標本箱シリーズ」も展示します。

動物の根源的な生命力や存在感を漂わせながら、どこか愛らしい毛物(獣)たち。
ぜひこの機会にご覧ください。

 

会期

2024.11.2(土) - 11.10(日)
11:00-19:00 *最終日10日のみ17:00 CLOSE
水曜日休廊

 

プロフィール

村松 恵

1983 年東京生まれ。多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒。株式会社良品計画の生活雑貨部企画デザイン室を経て独立。2021 年、獣毛生地の生産過程において廃棄される端材を新たな毛物(獣)として蘇らせるアートプロジェクト「ANIMA FORMA」を始動。
https://animaforma.com/

これまでの展示:
「Life in Art Exhibition」MUJI GINZA(2021)、「NEW ENERGY ZERO」(2022)、「IDÉE GARAGE BRICOLAGE」IDÉE 自由が丘(2022)、「NEW ENERGY TOKYO」(2022)、「ANIMA FORMA EXHIBITION」世界遺産富岡製糸場(2022)、「ANIMA FORMAEXHIBITION」Art & Craft GOOD HABIT 軽井沢(2022)、「ANIMA FORMA at H.P.DECO」H.P.DECO YOKOHAMA (2023)、「ANIMA FORMA×FEEL SEEN」FEEL SEEN GINZA(2023)、「Forssa Textile Week 2023」FINLAND Forssa Museum (2023)、毛物(獣)展 minä perhonen Kyoto galleria nolla(2024)、毛物(獣)展 minä perhonen elävä Ⅱ(2024)、毛物(獣)道 展 FUJIHIMURO(2024)など。