Gradation Form「Wave」
¥22,000
2021/8/28-9/5に開催された、MIE TAKAHASHI SOLO EXHIBITION「SLOWLY」にて発表の立体作品。普段はあまり具体的なモチーフを用いない高橋美衣が、本展では自身が拠点とする鎌倉からのインスピレーションを元に制作。
-ARTIST STATEMENT-
私が何かのかたちを作るとき、過去のことも現在のことも目に見えるすべてのものがかたちの要素になり得ると思っています。特にここ数年の鎌倉での生活は新しい記憶として作るかたちに大きく影響しているはずです。
ここには山があって海があって、お寺や神社があります。日々目まぐるしく何かが変わっていくというよりは古くから長い時間をかけて少しずつかたちを変えて残ってきたものの飾らない美しさに私はいつも救われています。
そんな環境に身を置きながら作るかたちは、表面的なかたちだけでなくそれにつながる記憶のかたちでもあると思うのです。
<素材>
テラコッタ、セラミック粉、アクリル
<カラー>
1) LG/NO
2) B/P
3) Y/B
4) M/P
5) W/O
<サイズ>
H95 x W105 x D70mm
【作家プロフィール】
高橋美衣
1994年 北海道生まれ、鎌倉市在住。2017年 横浜美術大学工芸領域 卒業。 日々何気なく描き続けている落書きの線や形をもとに立体作品を制作している。主な展覧会に「佐直麻里子・高橋美衣2人展」hpgrp GALLERY TOKYO(2019)、個展「Floating Forms」ANAGRA(2019)、個展「知らないかたち」KYOTO ART HOSTEL kumagusuku(2020)など。