鐘本幸穂個展「内側の部屋」/ Feb 8 – Feb 16, 2025

展示概要

Johnでは2月8日より、点描画家・鐘本幸穂の個展を開催いたします。繊細で美しく、緻密な点の集合で描かれた鐘本の作品は、幻想的でありながら質感や生命力までをも感じさせ、観る者が思わず引き込まれる独自の世界観があります。

Johnでは約4年ぶり、3度目の個展となる本展は「内側の部屋」と題し、自分の頭の中の”記憶の在り方”を模索した絵を展示いたします。

いったい記憶はどこにどのように存在しているのか。なぜ大切なはずの思い出も忘れてしまうのか。なぜ覆い隠しておきたい記憶が干渉してくるのか。そしてなぜ記憶は変化するのか───。ほんの束の間現実を離れ、自身に閉じ込められた記憶や思いがザワザワと揺さぶられます。

また、原画の他に、鐘本が描いた絵を使用したアイテムを展開する「GREEN-EYED CREATION」のプレート、トランプ、カードセット、ポスターなどのグッズも展示販売いたします。ぜひこの機会にご覧ください。

会期

2025.2.8(土) - 2.16(日)
11:00-19:00
*2/12(水)休廊

 

プロフィール

鐘本幸穂

奈良県生まれ、多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業。神奈川県在住。
「人体」「生命」「ミクロ」「マクロ」というモチーフをペンや墨を用いて時には具象的に、時には抽象的に細密な描写で表現しています。点や線の密集は細胞、あるいは原子を連想させ、それらで形成された形はひとつの生命であると考えて描いています。2014年より自身の絵を使用したアイテムブランド ”GREEN-EYED CREATION”としても活動しています。
https://www.instagram.com/greeneyedcreation/